家を買おうと思った話③ 騒動

 続きます。

先ほど転機と書きましたがそんないい物ではないです。宝くじが当たったとか株で得したとかそんないい物ではないです。ある意味騒動です。

少し汚い話もあります。見るに堪えない場合はプラウザバック推奨です。


その騒動の話の前に何故家を買うのか?騒動の前は漠然としていました。賃貸で払い続けるよりも家買った方が資産になるので得。今住んでる地域から出たい等でしたが、騒動の後はきっぱりと言えます。妻と子供に住むところくらいは残してあげたい!!

そう思いました。


ではここから騒動について書きます。

今年の9月の中頃くらいにトイレでおしっこしをていたら強烈な残尿感に襲われたのです。

それは強烈です。今まで体験したことがないくらいの残尿感。おしっこ半分くらい残ってるような残尿感です。会社の先輩や良く飲みに行く年上の人等も『年取ってきたらおしっこが近くなるのと残尿感でるわ~っ』て言ってたから加齢か?とも思いました。

次の日も続いたのでその内よくなるかな?と思ったけどちょうど仕事が休みだったので泌尿器科に行ってみました。軽い感じです。なんか詰まってるから細菌でも入ってもたか?抗生物質のんだら治るやろうと思っていきました。

泌尿器科で検尿したらその時に限ってどばっと血の塊が出て焦りました。診断されエコーもされ膀胱癌の疑いがあると言われたのです。その時はまだ3歳の娘がいるのに癌ですか?!これはもぉ死んでまうわ・・・死を覚悟しました。本当に落ち込みました。とりあえずCT受け

てこいと言われたのでCTの予約をし、万が一の為に遺書も書き、遺書を書いてる間は涙が止まらなくなり本当に落ち込みました。CTを撮りましたが病変は見つからず、安全を期すため尿道から膀胱にカメラを通して診察・・・

結果・・・膀胱癌なし!!綺麗な膀胱やと言われました。マジで人生終わったと思ったのに生還した気分です。尿道にカメラ突っ込まれながらバンザイしましたよ!!

これが我が家の騒動 通称 ガン騒動です。

落ち込みすぎて食欲はなくなって痩せるし、心配で寝れなくて不眠症になるし、子供の寝顔を見ると涙がでそうになるしで精神的にやばかった。子供が可愛すぎてもぉ会えなくなるかもしれんと思うと涙が出てせめて成人式くらいまでは生きたかったと思ったり、この子は俺の事覚えてるんやろか?と思うと泣きそうになったりで本当に辛かった!!!

その日は休みだったので近くのララポートに行って妻と子供と一緒に高いフルーツ盛り盛りのパンケーキを食べて、夜はステーキを焼いて食べて祝いました。

そこでもし癌じゃなかったらと思ってた事を妻に話します。「狭くても、立地が多少悪くてもいい。あなた達にずっと住める家を残す。」と。

妻は扶養家族なのでパートです。年間103万まで稼げます。しかし今の家賃は月10万円します。駐車場込みなので車がなければ8.5万くらい。それでもどう頑張っても俺が死んだら払えない。

「俺が死んだら家賃の安い家に引っ越しをしないと生きていけない。家をローンで買うと団体信用保険に加入するので俺が死んだらチャラになる。さらに特約で三大疾病になったらチャラ!死ぬ気はないがもしもの事があると死に切れん!今回は結果が良く膀胱癌は見つからなかったがお互い40歳、そろそろ体もガタが来る頃。子供が小学生になると引っ越しもしにくい。今が家を買うラストチャンス!だから家を買おう」


そこからは早かったです。まず住む場所。初めは大阪で人気のある地域にしようと思いましたが土地が高いし物価も高い、会社まで行くのに時間かかるしで現実的じゃない。

少し都会まで出るのに不便だが会社のある地域に絞りました。そして見つけたのが狭いけど狭いなりに収納とか色々考えられた建売の家。駅からも徒歩7分、値段も土地込み、外構費込み、直売りなので仲介手数料もかからない家でした。内覧を済ませた後に買いますと即決したのでした。

(そもそも家というものは上を見ると青天井。自分の今の稼ぎと将来の稼ぎ、自分の将来設計を考えて妥協して買わないとダメ。所詮家。ご飯食べて寝れればいい。)そう思わないと買ってられないよ!!

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